空き巣の侵入を防ぐ窓回りのリフォーム

空き巣による侵入被害は減少傾向にありますが、最近では在宅中でも侵入してくるケースもあります。

また、夏場などは暑さの為に窓を開けて就寝する事が多く、寝ている隙を狙って忍び込んでくる事も考えられます。

空き巣の侵入経路の第1位は窓回りです。警視庁による、平成29年度の「侵入犯罪の情勢」によると、一戸建て住宅の侵入窃盗の侵入口第一位は「窓」となっており、全体の57.6%を占めます。

そして侵入する手段として「無締り」が 45.4%。次いで「ガラス破り」が38.2%となっています。

〇なぜ窓からの侵入が多いのか?

空き巣が犯行に及ぶ時間は5分から10分と言われています。これは、長く居ると住人に見つかることも多く、犯行の痕跡を多く残してしまうからです。

窓が無施錠だと犯行時間が短く済みます。また普通の窓ガラスなら、一瞬で鍵近くのガラスを割って鍵を開けることができます。このような事から、空き巣が窓からの侵入が多いのは、簡単に侵入しやすい所だからなのです。

〇窓のリフォームで空き巣被害を防ぐ

窓をリフォームすることで、空き巣の侵入を諦めさせて被害を防止することは可能です。

・窓の鍵を2重にする

ほとんどの窓に取り付けられている鍵が「クレセント錠」になります。鍵が1つのみだと、鍵の近くのガラスを破って簡単に開けることができます。しかし窓にもう1つ鍵を付けていれば、1つが開けられても窓を簡単に開けることはできません。

防犯用に取り付ける鍵にはいろいろな種類があります。サッシ枠に取り付けるタイプや、クレセント錠に取付けて回させないタイプと様々です。

・窓ガラスを強化する

普通のガラス窓は数秒で簡単に割れてしまいます。しかし、防犯ガラスであれば力一杯5分以上も叩かなければ割ることができません。そんな時間をかけている余裕は空き巣にはありませんし、窓を叩く音で住人や近隣の方に気付かれてしまいます。

防犯ガラスは、板ガラスと板ガラスの間に防犯用の特殊な中間膜(防犯膜)が挟み込まれています。板ガラスと中間膜がしっかりと吸着しているので割れにくく、中間膜は貫通しにくいので穴が空きにくい構造になっています。

この他にも、ガラス窓に「防犯フィルム」を施工する事で、防犯ガラスと同じ効果を得ることができます。手軽に手に入る防犯フィルムですが、厚みの無い防犯フィルムでは防犯ガラスの様な効果を得る事ができません。

また、警察庁が性能試験を行い認めた「CPマーク」の付いた防犯フィルムであれば、高い防犯効果が期待できます。 施工には資格を持つ者の施工と申請が必要なので、専門の業者による施工を依頼しましょう。

・窓に格子を取り付ける

窓に格子が付いている時点で、空き巣は侵入を諦めやすくなります。格子にはサッシに取り付ける物や、外壁に埋め込むタイプ。また、窓の内側に施工するものなど様々なタイプがあります。

防犯効果も高い格子ですが、空き巣の中にはバールを使ってこじ開けたり、ドライバーを使って格子を外して入る空き巣もいます。特にサッシ枠に取り付けるタイプの格子では、このような被害を受けやすいのも事実です。

格子の施工には、専門の業者やリフォーム業者と共に、設置する場所やどの様なタイプの格子を施工するかをよく相談して取り付けることをお勧め致します。

いかがでしたか?

今回は窓の防犯リフォームを中心に解説致しました。

新型コロナウイルスの蔓延で在宅率が高くなっていますが、空き巣は在宅時にも侵入して来ることもあります。

空き巣の侵入口である窓の防犯力をリフォームで高めて、安心して暮らせる住まいにしましょう。ご心配な方は、是非一度ご相談下さい。

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