外の音には窓のリフォームが効果的。窓リフォームで静かな空間づくり

コロナ禍によって、学校や会社に行くことができずに自宅で仕事や勉強をする方が増えてきました。しかし自宅とはいえ、普段から慣れていない環境で仕事や勉強をするのは、少しストレスになるのではと思います。

その原因の一つに「音」があります。車の通る音や人の話し声など、集中したいときに聞こえてくるとストレスに感じてしまうのではないでしょうか。実は、外の音を伝えやすいのは「空気を伝ってくる音」で、窓は建物の中でも最も音を通してしまう場所なのです。

〇窓ガラスは音をよく通す

一般的な住宅の窓ガラスは薄く、特殊な処置を施したガラス以外は外部の音をよく通してしまいます。しかも窓の大きさが大きいほど、外部から入ってくる音の影響は大きく部屋の中に伝わります。

住まいの防音対策を考えた時、一番の原因となっている窓を防音リフォームする事で、静かなお部屋環境を手に入れることが可能です。

〇窓の防音対策にはどんな方法があるのか

窓の防音対策にはいくつかの方法があります。

・合わせガラスに交換する

普通の窓ガラスには、特に防音性や遮音性を高める処理などは施されていません。ガラスが音によって振動する事はよく知られているように、そもそもガラスは音に弱いのです。

合わせガラスは音に対するガラスの弱点を改善するため、2枚の合わせガラスの間に遮音性のある樹脂などの中間膜を挟み音の透過を防ぎます。これにより、単体のガラスに比べて防音効果は高くなり、別名を防音ガラスとも呼ばれます。

・複層ガラス(ペアガラス)に交換する

複層ガラスは、2枚のガラスで構成された窓ガラスのことです。ガラスとガラスの間に空間ができるので、音が通る際に空間がクッションとなり音の透過を防ぐ事ができます。また、複層ガラスには断熱、遮熱の効果も期待できます。

複層ガラスで防音をしたいときの注意点は、ガラスの両面か片側が防音ガラスであるか、ガラスとガラスの間が真空であるタイプをお勧めします。普通のガラス材でも多少の遮音効果は期待できますが、防音加工された複層ガラスの方が効果は高いです。

・窓の内側に窓を設置する(二重窓)

窓の防音対策で、最も高い効果が見込めるのが二重窓にする事です。窓の内側にもう1つ窓を設けることで中間に空間ができて、窓を透過してきた音の伝わりを通りにくくします。

また、外窓のサッシの隙間から入ってきた音も、内側の窓で反射されて音を緩和する事ができます。さらに窓全体の気密性も高まるので、気密性によっても音の透過を防ぐことが可能です。

〇窓枠にも防音対策を

窓ガラスを取り付けている窓枠(サッシ)も隙間が多く、音を通す原因にもなっています。さらに、一般的に利用されているアルミの窓枠は厚みが1ミリ程度と薄いので、これまで解説してきた窓ガラス本体の交換だけでは、高い防音効果は発揮できない事があります。

防音タイプの窓枠には、窓枠内部に樹脂を詰めたものや窓枠に使われている素材を厚くしているものがあります。遮音性を高めた窓枠を合わせて利用する事で、窓全体に高い防音効果が期待できます。

〇まとめ

遮音性の高いガラスや複層タイプの窓ガラスを利用する事で、窓から入ってくる音は大きく軽減する事が可能です。しかし、ただ窓ガラスを交換すれば防音ができるというものではありません。

音の入ってくる状況や音の種類など、実際に現場で確認して適切な防音対策を行わなければ、高い防音効果は期待できないでしょう。

防音については、防音の専門家や経験や技術を有している会社に相談される事をお勧めします。静かな空間づくりのお手伝いは、ぜひ私たちにご相談下さい。

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