セルロースファイバーレポート③

~隙間をつくらないということ~

天然木質繊維のセルロースファイバーは、綿状の断熱材を接着剤など使わず、
うけのシートを貼り圧縮充填で吹き込みます。

これにより施工した部位に隙間ができず、性能値通りの断熱効果が得られるのです。
イメージとしては外気の影響をうけない魔法びんのような家です

暑い夏、屋根裏収納に置いてあった人形の顔が暑さで溶けてしまったなんていう
恐ろしい話がありますが、しっかり断熱をすると屋根裏収納も快適な空間になります。

まるごと断熱をしっかりすることが一番のりそうですが外気の影響として
屋根(天井)が40%、壁は25%、床35%受けています。
そう考えると、屋根は過酷なんですね‥

まずは屋根を優先して断熱する事をオススメします。

屋根をしっかり断熱するだけでも快適さが変わるでしょう。

次に床。床は毎日触れる部分ですね。
寒い冬、冷たいフローリングに触れてひやっとした経験はありませんか。
部屋の温度は暖かいはずなのに足元が冷たい。
冷たい空気は下に、暖かい空気は上に上ります。
床暖房をした場合も断熱をすることで効率よく床を温めることができるのです。

最後に壁。壁といっても25%の内訳は窓がほとんどです。
解決としては窓をペアガラスにし、樹脂サッシを使用することをオススメします。
他にはインナーサッシなどもよいでしょう。
さらに、カーテンボックスで隙間をつくらず、
カーテンを3枚使うとか長く垂らす方法も断熱になります。

ただ隙間をつくらない断熱方法にもデメリットがあります。
セルロースファイバー既に施工をしている場合、しっかりと隙間をつくらず充填している為
「コンセントを増やしたい」などの配線の追加や、天井を取り払うなどのリフォームが難しくなる点です。セルロースファイバーに興味がある方、10年先、20年先の暮らしも考えた設計でベストを選択してくださいね。

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