セルロースファイバーレポート⑤

~ホウ素で防虫効果~

断熱材の多くは海外から来たものですが
セルロースファイバーにおいてもアメリカ合衆国が1950年に開発し
1970年から一般的に使用され始めました。
アメリカではシェアNO.1断熱材セルロースファイバーですが、

アメリカのセルロースファイバーと日本のセルロースファイバーの大きな違いは、
日本のセルロースファイバーはホウ素を含んでいる点です。

ホウ素は自然界ではホウ酸やホウ酸塩として海水や温泉水中の多く含まれています。
また植物にとっても必須微量元素である為、人間も野菜や果物から日常的に摂取しています。
身近なところでは、目薬やコンタクトレンズの保存液に使われます。

環境にやさしく哺乳類に安全なホウ素ですが
このホウ素、触覚のある虫が嫌う性質があるのです。
ゴキブリ対策としてホウ酸団子が使用されていることからもわかります。

シロアリ対策としてセルロースファイバーの利用も効果がある程です。
温暖湿潤な気候を好むシロアリは少し暑くなってきたGW頃発生することが多いのですが
そもそもセルロースファイバーは調湿効果がある為、
湿気により木が腐り、シロアリが発生するという悪循環を防ぐことができるのです。

またセルロースファイバーは隙間をつくらないので、
ネズミなどの小動物が入り込めない事でトラブルを未然に防ぐことが期待できます。

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